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三豊市、再生農地活用のオリーブ初出荷

2013年10月25日 (金)

話題香川県三豊市は25日、同市仁尾町で耕作放棄地の再生農地などを活用してオリーブを栽培する仁尾町オリーブ生産組合が、このほど収穫したオリーブを初出荷したと発表した。出荷したオリーブは2011年3月に植栽したもので、新漬け加工用のミッションという品種。

収穫は組合員らが30a余りの園地で行った後、定められた出荷基準に応じて選別し、収穫当日の午後に直接市場に出荷した。ことしの出荷予定量は100キロで、今回の取引は、香川県農業生産流通課のマッチング支援で実現した。

仁尾オリーブ生産組合は、10年度から補助事業を活用してオリーブの作付け拡大に取り組み、現在では仁尾町内で4ha余りの栽培規模を有している。

オリーブの栽培は、先進事例の調査や研修会に参加して学習するほか、小豆島オリーブ研究所や地元普及センターの指導員から必要な指導やアドバイスを受けているという。

三豊市では「国産オリーブの需要が伸びているなどの理由から、今後も遊休農地を中心として、オリーブの作付け拡大と経済栽培に向けた支援を行い、オリーブの産地づくりを進めたい」としている。