財務・人事横浜冷凍は2日、水産物輸入販売の松岡(山口県下関市)の保有株式が発行済み株式の10.009%になったと発表した。松岡の保有割合は4月3日現在で9.328%だったが、その後も買い増しを続けているとみられる。株主順位について、同社は「現在、確認できない」としている。
昨年9月の事業年度末現在で、横浜冷凍の筆頭株主は日本マスタートラスト信託銀行で持ち株比率は9.68%だった。松岡は3位の4.34%で、持ち株数は256万9000株だった。
横浜冷凍によると、同日明らかになった4月22日現在の松岡の持ち株数は591万6800株で、9月以降330万株以上買い増したことになる。これによって、松岡が筆頭株主になった可能性がある。
横浜冷凍は、ことし1月に海外取り引きを巡って多額の損失が出たことを公表。2021年9月期から24年9月期までの決算を修正し、23年9月期に135億円の特別損失を追加計上している。
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