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自動車整備業者445件消滅、部品高と整備士不足が影響

2025年5月8日 (木)

調査・データ帝国データバンク(東京都港区)は、2024年度の自動車整備業者の倒産・休廃業解散が計445件に達し、過去最多を記録したと発表した。休廃業・解散が382件、倒産が63件。

2024年度の損益状況では26.2パーセントが赤字で、減益を含めた業績悪化企業の割合は52.9パーセントに上った。人件費やパーツ仕入価格の高騰、少子高齢化によるユーザー減少に加え、整備士不足、保険修理の単価低迷なども影響している。電気自動車など新技術への対応力不足から顧客流出も起きている。

大手メーカーによる整備士育成や損保との単価引き上げ交渉など業界改善の取り組みは進むが、整備ニーズの変化に対応できない事業者の淘汰がさらに進む可能性もある。

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LOGISTICS TODAY編集部
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