
▲MCD-LOGI小牧(出所:名鉄都市開発)
拠点・施設名鉄都市開発(名古屋市中村区)は8日、愛知県小牧市で4月30日に完成したマルチテナント型物流施設「MCD-LOGI小牧」において、再生可能エネルギーの利用を目的としたオンサイトPPA(電力販売契約)を締結したと発表した。契約相手は中部電力ミライズ(中区)の100%子会社であるシーエナジー(東区)で、名鉄都市開発としては初のオンサイトPPA締結となる。
この契約により、シーエナジーが同施設に太陽光発電設備を設置・保有し、発電された電力を施設内で自家消費することで、年間288トンのCO2削減が見込まれる。さらに、余剰電力は中部電力ミライズを通じて名古屋鉄道グループに供給され、追加で468トンのCO2削減が可能となる。これにより、グループ全体で年間756トンのCO2削減が期待される。再生可能エネルギーの発電および供給開始は2027年頃を予定している。
今回の取り組みは、名鉄グループとしても初のPPAスキームを活用した再生可能エネルギー導入事例であり、グループ全体の脱炭素化推進に貢献するものと位置付けられている。
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