名鉄都市開発の施設第1弾MCD-LOGI小牧が着工

拠点・施設名鉄都市開発（名古屋市中村区）は27日、愛知県小牧市において、同社による物流施設開発事業の第1弾となる「MCD-LOGI （エムシーディーロジ）小牧」の工事に着手したことを発表した。2025年春の完成を目指す。

▲「MCD-LOGI小牧」（出所：名古屋鉄道）

建物は、地上4階建て、延床面積5万4000平方メートルのマルチテナント型物流施設。車両が3階へ直接乗り入れ可能なスロープを設け、トラックバースを1階と3階に備えることで、最大4テナントへの分割賃貸を可能とする。

施設の開発地は名鉄運輸（東区）の小牧支店跡地で、小牧市により小木地区計画が策定されており、流通業務地区として良好な環境の維持・保全・形成が図られている。名神高速道路・東名高速道路・名古屋高速道路の小牧インターチェンジ（IC）から4キロ、名古屋高速・小牧南ICから2.4キロと、高速道路からのアクセス性に優れ、中部圏や名古屋都市圏への地域配送のみならず、関東圏、 関西圏への広域配送にも至便な立地環境となっている。また、名鉄犬山線・岩倉駅と名鉄小牧線・小牧駅を結ぶ路線バスの停留所から徒歩1分の立地であり、円滑な雇用確保も期待できる。

なお、ブランド名となるMCD-LOGIは、名鉄都市開発（MEITETSU City Design）の頭文字「MCD」と物流の「LOGI」を組み合わせたもの。

「MCD-LOGI小牧」概要

▲広域周辺図（クリックで拡大）

所在地：愛知県小牧市新小木3-7
交通：名神高速・小牧ICから4キロ、名古屋高速・小牧南ICから2.4キロ
倉庫タイプ：1階・3階片面バース／自走式スロープ形式／マルチテナント型
構造：鉄骨造・地上4階建て
敷地面積：2万3772平方メートル
延床面積：5万4372平方メートル
着工：2024年4月1日
竣工：2025年春（予定）

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LOGISTICS TODAY編集部
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