ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

JILS調査、残業規制にトラック運転手不安多く

2025年5月14日 (水)

調査・データ日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は13日、「時間外労働960時間規制に対するトラックドライバーの意識調査」の結果を発表した。調査によると、ドライバーの78%が規制を認識する一方、回答者の27%は月80時間を超える残業を行っていることが明らかになった。

規制への不安として最も多かったのは「収入減少」と「業務の忙しさ」で、逆に「労働環境の改善」や「余暇時間の増加」を期待する声も多かった。「不安はない」と回答したのは、全体の31%。

調査はことし2月17日から3月9日まで、関西圏の運送事業者3社のドライバー62人を対象に実施。JILSは「規制は否定的に受け取られる傾向があるが、『滞在時間の削減』には良い影響が期待されている」として、長期的影響を評価するさらなる調査の必要性を指摘している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com