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時間外労働規制で収入減懸念、JILS調査

2024年4月9日 (火)

調査・データ日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は9日、トラックドライバーの時間外労働960時間規制に関する意識調査を実施し、結果を公表した。調査は関西圏の運送事業者3社を対象に、3月26日から31日まで行われた。調査はトラックドライバーの時間外労働960時間規制に対する現状の理解と業界内での意識共有を目的としており、51人のドライバーからの回答を基にしている。

78%のドライバーが時間外労働の規制改正を認識しているものの、22%は未だに認識していない状況だ。回答者の27%が規制上限を超える80時間以上の時間外労働をしており、規制による最大の不安として「収入減」が挙げられた。ただし、31%のドライバーは規制に対して不安を感じていない。

規制による期待としては、「積込先や届け先での待ち時間や荷役時間の短縮」が最も多く、効率化の望みが示された。それにもかかわらず、全体の27%は規制に対して特に期待していないと回答した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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