M&A自律走行ソリューション大手のISEE(アメリカ)とターミナルトラクター主要メーカーのTICO(同)は、業界初の完全統合型量産自律走行ヤードトラックの提供で戦略的提携を発表した。現在フォーチュン100企業の物流ハブで稼働中の同システムは、既に数十万回の自律走行トレーラー移動を完了している。
両社の協業により、センサーやコンピューターなどの自律化コンポーネントをTICO社の堅牢なプラットフォームと緊密に統合。ディーゼル、CNG、電気の各プラットフォームで利用可能となり、顧客のインフラや持続可能性目標に対応する。
さらに、米国全土で稼働中の数万台のTICO社トラックに対応するレトロフィットプログラムも開始し、既存顧客はISEE社の自律走行システムにアップグレード可能となる。
「このパートナーシップはOEM統合型ヤード自動化の新標準を設定するものです」とISEE社CEOのイビアオ・ジャオ氏は述べる。「安全性向上、労働力依存軽減、運用効率向上を実現するスケーラブルなソリューションを提供します」
北米全土での追加顧客展開は今年後半に予定されている。
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