拠点・施設NIPPON EXPRESSホールディングスは6月30日、子会社の日本通運が、「NXLF伏見横大路」(京都市伏見区)の地鎮祭を同10日に実施したと発表した。新倉庫は京都市伏見区に位置し、京都中心部や名神高速道路、第二京阪道路、新名神高速道路(開通予定)など主要高速道路へのアクセスが良好。京都南インターチェンジ(IC)、伏見IC、巨椋池ICからも近く、関西全域への配送拠点として最適な場所となる。

▲NXLF伏見横大路の完成イメージ(出所:日本通運)
NXLF伏見横大路は延床面積が6万9921平方メートル、敷地面積が2万5290平方メートルで、5階建てのマルチテナント型物流施設。1階と3階には車両が直接乗入れできるスロープを配置した。低床・高床バースを併設し、梁下有効5.5メートルの高効率設計を採用した。同社は物流オペレーションの多様なニーズに対応するため、この施設に危険物倉庫も併設する予定だ。製造業向け門前倉庫やパーツセンターなど、幅広い利用が想定されている。

▲地鎮祭の様子(出所:日本通運)
日本通運の専務執行役員の藤本達也氏や設計・施工担当の大成建設、監修を担う三菱地所設計(東京都千代田区)、NX商事(港区)、事業主であるNX・TCリース&ファイナンス(千代田区)の関係者計35人が地鎮祭に参列した。神事によって工事の安全と新施設の発展を祈願した。完成は2027年5月15日を予定している。
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