ロジスティクス日本郵政は15日、日本郵便の新株発行と日本郵政による新株引き受けを発表した。日本郵便の経営基盤を強化し、物流事業分野への投資と収益拡大を目指す。ことし3月に実施したゆうちょ銀行株式の売却で得た資金を活用する。新株発行に合わせ6000億円を払い込み、全株式を引き受ける。
日本郵便の増資額は6000億円、発行株式数は600万株(1株10万円)。増資後の資本金は7000億円へ増加し、出資比率は日本郵政が100%となる。増資は日本郵便が総務大臣認可取得後、会社法第203条第1項による通知を条件とし、日本郵政が全額を引き受ける。
今回の増資は日本郵政グループの中期経営計画「JPビジョン2025+」のもと、成長分野への積極投資を目的とする。日本郵便の郵便・物流事業、郵便局窓口事業、国際物流事業など多岐に及ぶ事業展開を支え、グループの企業価値向上を狙う。
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