サービス・商品車両位置情報管理サービス「DoCoMAP(ドコマップ)」の開発、運用を手掛けるドコマップジャパン(東京都港区)は19日、パイオニア(東京都文京区)のスマートフォン向けカーナビアプリケーション「COCCHi(コッチ)」とDoCoMAPの連携を開始したと発表した。連携によりDoCoMAPの労務管理アプリ「docomapPLUS (ドコマッププラス)」のスケジュール機能と COCCHiが連動し、スケジュールに基づいたルート案内サービスを利用できる。
DoCoMAPは、GoogleMapsをプラットフォームにして、車両に取り付けたGPS端末から発信された位置情報をリアルタイムに表示、管理する動態管理サービスで、IoT機器の導入が進んでいない運送業者などを対象に低価格で提供している。
スケジュール機能はDoCoMAPの位置情報と連動した運行状況をクラウドで管理し、運行日報の作成や労務管理を容易にする。
今回の連携によって、事前にDoCoMAPへ登録されたスケジュール情報が運転手のスマートフォン上のdocomapPLUSアプリへ表示されると、運転手が表示された目的地をタップするだけで、COCCHiアプリが自動的に起動し、最適なルート案内を開始する。
COCCHiは道路幅や車線数、信号の数や交差点の曲がりやすさまで考慮した案内を行う高精度のナビゲーションで、CO2排出量やガソリン代金なども算出できる。
DoCoMAPの利用者から「スケジュールを確認した後、そのまま目的地までのルート案内を受けたい」との要望を受けたことから、ドコマップジャパンがパイオニアに相談、連携が実現した。
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