サービス・商品GROUND(グラウンド、東京都千代田区)は20日、物流施設統合管理・最適化システム「GWES」をシーエックスカーゴ(埼玉県桶川市)の物流センターに導入したと発表した。2024年8月より埼玉県の桶川第2流通センターで稼働を開始し、27年までに全13拠点で本稼働する。GWESは物流センター内の作業進ちょく、作業量、在庫を数値で可視化し、効率的な運営を支援するシステムだ。
シーエックスカーゴでは、進ちょく分析(PA)、作業量分析(WA)、在庫分析(IA)モジュールを桶川第2流通センターで先行稼働させた。リアルタイムで作業状況を把握し、労働時間調整や作業量の見える化を実現している。今後は在庫配置最適化(SO)、動線最適化(RO)モジュールを導入し、物流効率をさらに高める。
シーエックスカーゴは、日本生活協同組合連合会の物流子会社で、CO・OP(コープ)店舗や宅配、通信販売に向けて、商品の調達から配送、納品までをトータルで行っている。倉庫管理システム(WMS)や倉庫制御システム(WCS)を用いて物流センター内の事務オペレーションや庫内作業のデジタル化・標準化を進めていたが、マネジメント業務の標準化に課題を抱えていたため同システムの導入を決定した。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com