
▲太陽光パネルを導入した配送車両(出所:シーエックスカーゴ)
環境・CSR生協の物流を担うシーエックスカーゴ(埼玉県桶川市)は9日、環境負荷軽減の一環として自社配送車両への太陽光パネル導入を決定したと発表した。
関東支店と九州支店を中心に、異なる車格・温度帯の車両10台に太陽光パネルを設置。CO2排出量削減に向けた実証実験を行う。燃料使用量が多く、CO2削減効果が見込める昼帯運行上の車両や冷凍車など3-5年の経年車両に設置する。
導入の背景として、同社では「CO2排出量削減」を目的に2024年度に太陽光パネルを車両1台に試験導入していた。同社は「2030年目標『CO2排出量30%削減』」「2050年目標『90%削減』」といったCO2排出量実質ゼロ化に向けて取り組みを推進している。
太陽光パネル取り付け後は、燃費情報やメーカーより提供される「発電分析ツール」の情報をもとに効果検証を行う。実証実験では以下の効果を検証する。使用電量削減では年間992リットルの軽油使用量を削減見込み、燃料費削減では年間11万6000円の燃料費を削減見込む。また、CO2削減では年間2.56トンCO2/kLのCO2削減見込みとしている。
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