M&A五健堂ホールディングス(HD)は20日、連結子会社のBRIDGE(ブリッジ、京都市伏見区)とPRIDE(プライド、同)が運営する一般貨物自動車運送事業を、五健堂ロジ(同)へ吸収分割方式で承継すると発表した。実施は7月1日付。完全子会社間での会社分割のため、株式や対価を交付しない。
同HDは2025年4月に持株会社体制へ移行。今回の再編は、総合ロジスティクス事業本部下の食品物流3社の経営資源と業務を整理・統合し、重複業務を削減して効率性を高めることを目的としている。吸収分割により、BRIDGEとPRIDEが保有する事業の資産・負債・契約などの権利義務を、五健堂ロジが契約書に基づいて承継する。債務履行への影響はないと判断している。
BRIDGEの純資産は1億8500万円、総資産は4億5700万円、売上高は14億6400万円。PRIDEの純資産は2億4000万円、総資産は4億3100万円、売上高は8億2600万円。承継会社の五健堂ロジの純資産は5600万円、総資産は3億3100万円、売上高は13億9300万円。3社の資本金はそれぞれ1000万円、発行済株式数は200株で、全株式を五健堂HDが保有している。
新株予約権や社債に関する変更は生じない。資本金の増減もない。吸収分割はグループ内での再編であり、連結業績への影響は軽微となる見込み。五健堂HDは、今後も企業価値の向上と経営効率の強化に取り組む方針だ。
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