
▲新プラント外観(出所:クミアイ化学)
荷主クミアイ化学工業は26日、子会社ケイ・アイ化成(静岡県磐田市)の新プラントが19日に完成したと発表した。新プラントでは、半導体の耐熱素材として使われるビスマレイミド類(BMI類)の生産体制を強化する。
BMI類は、高速データ処理機器や通信機器の発熱対策に用いられる高耐熱樹脂で、近年では生成AI(人工知能)サーバーや低軌道衛星(LEO)など新たな用途でも注目されている。同社は国内有数の供給能力を持ち、炭素繊維との複合材料として航空機や産業用途にも展開している。同社は今後、生産能力の向上に加え、新たな誘導体や用途の開発を推進し、グループ全体として化成品事業の拡大を図る。
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