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日本触媒、川崎製造所で特殊エステルの新プラント着工

2012年5月23日 (水)

拠点・施設日本触媒は23日、川崎製造所でアクリル酸特殊エステルのプラント建設に着工したと発表した。

 

新プラントは、自動車用塗料などの需要成長に対応するため昨年8月、建設を決めたもの。これにより、同社の特殊エステル事業は「今後の安定した需要拡大を捉え、世界シェアトップの地位をさらに強固にする」としている。

 

新プラントの生産能力は年間2万トンで、姫路の既存能力4万トンと合わせ、国内6万トンの年間生産能力となる。2013年9月末に完工し、翌月から商業運転を開始する。設備投資額は約35億円。

 

姫路、川崎の国内二拠点生産体制を確立し、将来的にはEO系品目を川崎に、非EO系品目を姫路にそれぞれ集約することで、製造・販売効率の向上や競争力の強化を図る。