
▲ばら積み運搬船「NORSE HOKKAIDO」(出所:今治造船)
荷主今治造船(愛媛県今治市)は17日、グループ会社のしまなみ造船(同)で建造した4万載貨重量トン型ばら積み運搬船「NORSE HOKKAIDO」を、16日に引き渡したと発表した。
同船は全長182.93メートルでシンガポール籍の大型船。トップサイドタンクを備えたセミボックス形状のホールド構造で、5ホールド/5ハッチを有し、高比重貨物(3.0トン/平方メートル)の隔倉積みが可能。石炭や鉱石などのばら積み貨物に加え、長尺物やコイル、穀物輸送にも適した設計となっている。
荷役装置としては、各クロスデッキに合計4基のデッキクレーンを装備し、各貨物倉には省力・省スペースに優れたフォールディングタイプのハッチカバーを搭載している。環境面では、海洋汚染防止条約(MARPOL)の大気汚染防止規則に対応し、CO2放出抑制指標のフェーズ2・3要件を先取りして満たすほか、バラスト水処理装置やシップリサイクル条約対応のインベントリリストも備えている。推進性能では、省エネ付加物や高効率プロペラ、摩擦抵抗を低減する船体外板塗料を採用し、高い燃費効率と推進性能を実現している。
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