ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

1-6月の工場立地、太陽光発電除くと減少

2013年11月15日 (金)

話題経済産業省は15日、2013年上期(1-6月期)に1000m²以上の用地を取得した製造業、電気業、ガス業、熱供給業の事業者を対象とした「工場立地動向調査」の結果を公表した。

13年1月から6月の全国の工場立地件数は782件(前年同期比67.8%増)、工場立地面積は2662ha(3.7倍増)となった。

工場立地件数、工場立地面積が増加した理由は、太陽光発電を目的とした電気業の立地案件の増加が大きな要因で、電気業を除いた工場立地件数は353件(18.7%減)、工場立地面積は426ha(29.7%減)となった。

工場立地件数(782件)に占める電気業は429件(54.9%)で、立地面積(2662ha)に占める電気業は2236ha(84%)。

東日本大震災により災害救助法の適用を受けた7県(青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、栃木県、千葉県)の工場立地件数は160件(前年同期88件、81.8%増)、工場立地面積は482ha(同155ha、3.1倍増)となった。

電気業を除いた工場立地件数は78件(85件、8.2%減)、工場立地面積は98ha(145ha、32.9%減)。

このうち、福島県の工場立地件数は29件(14件、2倍増)、工場立地面積は32ha(11ha、3倍増)となっており、電気業を除いた工場立地件数は26件(14件、85.7%増)、工場立地面積は28ha(11ha、2.6倍増)となっている。