M&A冷凍食品やレトルト食品などの製造を手掛ける日東ベスト(山形県寒河江市)は11日、同社の冷凍食品販売事業の一部を会社分割によって、同社の100%子会社、シロッコさがえ(同)に承継させると発表した。EC(電子商取引)事業をはじめとした一般消費者への直接販売事業の整理と強化が狙いで、事業譲渡は今年10月1日付けとなる。
同社は、BtoB取引(企業間取引)を中心に業務用冷凍食品などの製造・販売を行い、外食・中食向けの商品やアレルギーに対応した学校給食向け商品、病院や高齢者施設向けの介護食にも力を入れている。こうした中、ECなど一般消費者向けの販売を同社の子会社で冷凍食品の販売を手掛けるシロッコさがえに譲渡し、子会社の事業拡大を図るとともに、同社は企業向けの事業に専念することにした。
同社の一般消費者向け冷凍食品販売事業は、2025年3月期で、売上高1億8500万円で、全体の売り上げ558億6000万円の0.3%だった。
事業譲渡後、両社とも名称や所在地、代表者に変更はない。
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