調査・データDHLグループ(ドイツ)は11日、世論調査機関フォルサがドイツポストの委託を受けて実施した休暇中の挨拶に関する調査の結果を公表した。調査では18歳以上の1003名を対象に、休暇の挨拶をどのように送るか、どのような種類の休暇の挨拶を嬉しく思うか、デジタルの休暇の挨拶と比べてポストカードのどのような点を評価するかなどについて聞いた。
今回の調査の対象となったドイツ国民の65%が、休暇中の挨拶として伝統的なポストカードを受け取ることを嬉しいと感じていることがわかった。回答者の4分の3は、誰かが自分のことを考え心遣いをしてくれたことに感謝していると回答。69%は、デジタルの挨拶よりもポストカードの方が個人的なメッセージだと感じることがわかった。また3分の2の回答者は、ポストカードは冷蔵庫にピンで留めるなど、保管できる点を高く評価。好まれる挨拶の方法としてポストカードに次いで多かったのは、ワッツアップ(WhatsApp)などのメッセージアプリサービスで61%。電話を好む回答者は37%、SNSでの挨拶を好む回答者は18%、メールを好む回答者は16%だった。さらに休暇中のポストカードに喜ぶ性別は男性よりも女性の方が多い傾向にあることもわかった。
24年、ドイツポストがドイツ国内および海外との間で輸送したポストカードの数は9600万枚にのぼり、前年とほぼ同水準となった。25年初頭にドイツポストは国内配送の郵便料金を95セントに、国際配送の郵便料金を1.25ユーロに値上げし標準化を行ったが、国際的に比較すると安価となっている。

(出所:DHL)
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