M&Aブリヂストンは14日、中国でトラックやバス用タイヤを生産していた現地法人、普利司通(瀋陽)輪胎(BSSY)を2億6500万元(53億円)で売却すると発表した。連結子会社の普利司通(中国)投資(BSCN)が保有する全ての出資分を、現地でタイヤやゴム製品を手掛ける賽輪(瀋陽)輪胎に譲渡する。
ブリヂストンは昨年2月、競争の激化などで中国での商用車用タイヤの製造販売から撤退することを決定していた。譲渡は今月31日の予定となっている。
同社は1996年にBSSYを設立し、2021年には、トラック・バス用ラジアルタイヤの生産拠点をBSSYに集約した。同社は1日当たりタイヤ4300本の生産能力があった。
ブリジストンは今後、成長が見込まれる乗用車用プレミアムタイヤ市場にリソースを集中する方針を打ち出している。
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