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日立化成、インドネシアで粉末冶金の生産強化

2013年12月5日 (木)

拠点・施設日立化成は5日、インドネシアの粉末冶金製品の需要拡大に対応するため、同国の製造子会社の生産能力を増強する、と発表した。2015年春に稼働を開始し、15年の同国内四輪車、二輪車用粉末冶金製品の売上高50%増(12年度比)を目指す。

製造子会社は11月22日付で社名を「日立パウダード・メタルズ・インドネシア」から「日立ケミカル・インドネシア」へと変更しており、同国で日立化成グループの事業拡大に向けて取り組みを加速させる。

インドネシアでは、政府が施行した「ローコストグリーンカー政策」によって、自動車需要の大幅な増加が予想されており、自動車メーカーや部品メーカーは、生産能力の拡大、部材の現地調達化、現地生産化を進めている。

日立ケミカル・インドネシアは12年度から同国で二輪車用途を中心に粉末冶金製品を生産してきたが、増加する四輪車の需要を取り込むため、既存工場の敷地内に生産ラインの増設を決めた。新ラインは15年春から四輪車用粉末冶金製品を生産する計画。