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日立粉末冶金、インドネシアに粉末冶金製品の生産拠点

2010年9月29日 (水)

産業・一般日立粉末冶金はインドネシアでの粉末冶金製品の事業拡大を図るため、11月をめどにジャカルタ近郊のスルヤチプタ工業団地内に全額出資子会社を設立する。投資額は約13億円で、2012年4月の製造開始を目指す。

 

インドネシアでは、四輪、二輪車市場の急激な伸びが予想されており、今後5年間で約2倍に拡大する見込み。現在、同社グループでは、2社が粉末冶金製品を供給しているものの、現地に粉末冶金メーカーがなく粉末冶金製品は全て輸入に頼っている状況。物流の簡素化による早期納入体制を確立するため、新会社を設立することにしたもの。

 

新会社は四輪、二輪車市場の急激な伸びに合わせて拡大する粉末冶金製品の需要を取り込み、15年度にはインドネシアでの四輪、二輪車用粉末冶金製品のシェア40%以上を目指す。