話題全日本トラック協会は13日、運送会社が荷物と車両のマッチングを行う求荷求車情報ネットワーク「WebKIT」(ウェブキット)の成約運賃指数の公表を開始すると発表した。
WebKITは、全ト協が開発し、日本貨物運送協同組合連合会(日貨協連)に運営を委託している「求荷求車情報ネットワーク」で、この取引情報を基に、成約運賃を概括的に指数化し、公表することにした。
公表する指数は、2010年4月を100(年度指数は10年度平均を100)としたもので、今後、定期的に公表する。全ト協は指数の公表に先立ち、公正取引委員会と事前協議を行った。
11月の成約運賃指数は最近の運賃上昇を反映して114となり、遡って算出した2010年以降で最も高い数値を記録した。
■月別成約運賃指数の推移