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AI顔認証による納品受付実証、ナブラワークス

2025年8月29日 (金)

▲実証実験に使用するデモ機(出所:ナブラワークス)

調査・データ画像認識AIや映像生成AIの開発を手がけるナブラワークス(東京都港区)は8月29日、商業施設での納品受付業務の効率化と、入退館管理の高度化によるセキュリティ強化を両立するため、AI顔認証システムを活用した実証実験を、館内物流を手掛けるワールドサプライ(東京都江東区)と共同で実施すると発表した。

商業施設の納品受付は、地下搬入口など暗く混雑した環境で行われることが多く、紙台帳やICカードの手渡しによるアナログ管理が主流となっている。このため、本人確認の不確実性や受付の渋滞によるドライバーの待機時間の発生など、セキュリティと業務効率の両面で課題がある。

このため、商業施設での館内配送などを手掛けるワールドサプライは、ナブラワークスのAI顔認証技術を活用して無人納品受付システムの実証開発に着手した。初回登録を済ませれば、顔認証だけで入退館が可能になるシステムで、施設の省人化やセキュリティ強化、ドライバーの負担軽減を図る。

ナブラワークスのAI顔認証技術を使えば、地下搬入口など照明環境が整っておらず、人の出入りが多い場所でも高精度に個人を特定でき、マスクを着用していたり、複数人が同時に映り込んだりしても、本人を特定できる。

また、今回の実証実験では、ICカードを作業員などに貸し出すが、端末に顔をかざすだけで手続きが完了するため、記帳などの手続きも必要ない。将来的にはICカードも不要な「顔パス」による完全ハンズフリー化を目指す。

さらに、入退館記録をリアルタイムでデジタル管理し、なりすましやICカードの持ち帰りといった不正も防止する。

実証実験は9月1日から26日まで、千葉県内の大型商業施設で行い、納品事業者を対象に行う。認証精度や受付のスピード、不正入館防止、ログ記録の信頼性向上、受付業務の省人化・効率化、ドライバー拘束時間の削減による労働環境改善といった観点から効果を検証し、商業施設などへの本格的な導入を目指す。

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