ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

トラック簿、複数拠点の一括予約受付機能を追加

2020年11月16日 (月)

サービス・商品日本GLPグループでトラック予約受付システム「トラック簿」を提供するモノフル(東京都港区)は16日、1台のトラックが同じ会社の複数物流拠点に配送する際に、ドライバーが各拠点のバースを一括予約できる「複数箇所積み降ろし機能」をトラック簿に追加したと発表した。

従来のトラック予約受付システムでは、ドライバーが各拠点ごとにバースを予約し、場合によっては拠点ごとに受付待機列の最後尾にまわって順番待ちすることもあったが、この機能を使えばドライバーの予約作業が1回で済む。

また、施設側も複数拠点の混雑状況を確認しながら、トラックが各拠点を巡る順番を指示できるほか、各拠点での作業進捗を見ながら、後に巡る施設のバース割り当てや庫内作業を調整できるという。

▲複数箇所積み降ろし機能の概要図(出所:モノフル)

施設側の管理画面では、拠点ごとの作業カードが進捗状況に応じて変化するように設定されており、すぐに呼出可能なカードは赤色、前の作業が終わり次第呼出可能なカードはピンク色、それ以降の順番のカードは白色、といった具合に進捗状況がひと目で分かるように配慮されている。

この機能を使用しているTOTOでは、これまでトラックの入場受付を記帳管理していたが、トラック簿の導入と「複数箇所積み降ろし機能」によって、99.3%のトラックを待機時間30分以内で案内できるようになったという。

▲施設側の作業進捗確認のイメージ(出所:モノフル)