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ヤマト、奥尻島で貨客混載ライドシェアの実証開始

2025年8月29日 (金)

調査・データヤマト運輸は8月29日、北海道奥尻町で離島特有の交通空白解消を目的とした貨客混載型の公共ライドシェア「島のりあい」の実証運行を開始したと発表した。国土交通省の「交通空白解消緊急対策事業」の一環で、物流車両を地域の移動手段として活用する試みとなる。

(出所:ヤマトホールディングス)

奥尻町は人口2100人で高齢化率は4割を超える。移動需要が大きい一方、公共交通はタクシー1社とバス9便に限られ、時間帯によって移動手段が不足する状況が続いていた。今回の実証では、ヤマト運輸の集配用ワゴン車を日中の空き時間に旅客輸送へ転用し、住民や観光客の移動を支援する。期間は12月末までで、運行時間は8-19時。運賃は無料とし、予約はヤマト運輸奥尻営業所で電話により受け付ける。

9月からは町民ドライバーが副業として参加する「住民参加型モデル」も導入予定。町管理車両やリース車両を活用し、夕方以降の生活や観光需要に対応する。地域人材を取り込んだ持続的な運行体制の構築を検証する。

実証では利用ニーズの可視化、運行スキームや安全管理の検証、費用構造や運賃設計の試算を進め、2026年度以降の有償運行につなげる考えだ。ヤマト運輸と奥尻町は、これまで移動販売や災害時物資供給などで連携してきた経緯を踏まえ、物流と交通を一体的に運用する新たな地域課題解決モデルを模索する。

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