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サービス・商品自動車機器メーカーのファインピース（東京都新宿区）は2日、システム開発のカスタマークラウド（同）と連携し、冷凍・冷蔵配送業界やフードデリバリー業界向けに、経営課題の解決に向けパーソナライズレポートの無料作成サービスを始めたと発表した。
カスタマークラウドはシンガポールのLark Technologiesが開発したコミュニケーションツール「Lark」の代理店で、Larkを使ったDX（デジタルトランスフォーメーション）などを企業に提案している。
今回は社員20人以上の企業を対象に、月間5社限定で、パーソナライズレポートを無料で作成する。AI（人工知能）とDXの専門家が各社の業務体制を分析し、セキュアで効率的な業務基盤の構築プランを2営業日以内に提案するという。
冷凍・冷蔵配送業界に対しては、「冷凍車・冷蔵車の温度記録が途切れることがあり品質保証がある」「複数の温度帯商品の混載配送で効率化が進まない」「コールドチェーン断絶時の対応手順がマニュアル化されていない」などコールドチェーン管理に関する課題の解決方法を中心に提案する。
また、フードデリバリー業界では「注文から配送までの時間短縮とリアルタイム追跡ができていない」「配送パートナーの位置情報と配送能力の最適マッチングが困難」「料理の温度管理と配送品質の維持が配送員任せになっている」といった即時配送システムの課題を解決を図る。
課題解決に当たってはLarkの活用を中心に、最先端のDXシステムを活用した解決法を検討する。
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