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キャセイパシフィック、貨物専用機など追加発注

2014年1月9日 (木)

ロジスティクスキャセイパシフィック航空は9日、最新鋭機導入計画の一環として、新たに米・ボーイング社に対して4機を発注したと発表した。先頃発表したばかりの21機のボーイング777-9X型機の発注に続くもので、今回は3機のボーイング777-300ER型機と1機のボーイング747-8型貨物専用機を発注した。

3機のボーイング777-300ER型機は2015年、ボーイング747-8型貨物専用機は16年にそれぞれ受領する。発注総額は公示価格で74億香港ドル(1000億円)に上る。

キャセイパシフィック航空では、既に多くの長距離路線で今回発注した2種類の機材を運航しており、ボーイング777-300ER型機は38機を保有。さらに今回の発注分を含めて15機の同型機を14年から15年にかけて受領する。
キャセイパシフィック航空のジョン・スローサーCEOは「旅客便・貨物専用便の主力機として、2010年代の終わりまで長距離路線で活躍することになる」と話している。

今回の発注分を含めると、16年までにボーイング747-8型貨物専用機を14機保有することとなる。同社の運航機材は13年末時点で140機を数えており、14年から20年には今回の新たな追加発注分を含めて93機の受領を計画。発注総額は公示価格で2220億香港ドル(2兆9900億円)に上る。