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郵船ロジ、韓国・釜山拠点と日本海側港湾を活用

2014年1月9日 (木)

ロジスティクス郵船ロジスティクスは8日、日本海側の境、伏木富山、新潟、酒田などの港湾を活用した海上貨物輸送と、韓国釜山新港の倉庫を組み合わせた物流ソリューションを強化する、と発表した。

これまで、日本海側に拠点を持つ顧客の調達・販売物流は、東京、名古屋、大阪など太平洋側の主要港経由の場合、トラック配送など国内転送コストが発生していた。また、太平洋側-日本海側の転送に伴う輸送日数の長期化、特に、欧米などの国々との物流には、長い船足を考慮した輸送・リードタイムの調整が必要だった。

そこで、日本海側の港を利用した海上貨物輸送と、韓国・釜山新港に持つ2万2000平方メートルの同社グループ倉庫を組み合わせ、日本海側に拠点を展開している顧客に対し、輸送日数の短縮、物流コストの削減、付加価値サービスを提供できるようにするもの。

既に日本海側で山形(郵船ロジスティクス東北)、石川・富山(郵船ロジスティクス北陸)、福岡(郵船ロジスティクス九州)などの販売拠点を整備しており、中国地方では郵船ロジスティクス中国が日本海側の販売網を構築している。

輸送日数の短縮だけでなく、国内転送費用を削減、国内外保管拠点の集約による倉庫費・人件費などの削減を見込めるほか、釜山で在庫保管、物流加工、流通加工といった付加価値サービスを提供。調達品・販売品を集約し、商品と情報の一元管理も実施する。釜山拠点では非居住者在庫も可能。