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サービス・商品日進ゴム（岡山市北区）は、10日から12日まで東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催している「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に出展、同社の防滑性能に優れたゴム製品技術を生かした倉庫現場の安全確保を呼びかけた。
同社が展開する「Hyper Vソール」シリーズは、優れたグリップ力が特長の安全靴で、水や油、石鹸水などで濡れた現場でも滑りにくく、特に倉庫業務の安全確保に有効である。展示ブースでも滑りやすい斜面上でのデモンストレーションで、優れた耐滑性能を実証して見せる。
もともと地下足袋などの製造から事業をスタートしたという歴史を持つだけに、作業現場の声を取り入れた開発力に強みを持つ同社は、水・油への対応だけではなく、パウダー状の粒子によって滑りやすくなった現場の声にも対応した「粉Hyper V」など、それぞれの現場課題に特化した開発を展開してきた。
さらに担当者は、「近年、冷凍冷蔵倉庫での使用に適した氷や雪上で滑りにくいスタッドレスソールへの要望が高まっている」ことから、ゴム製ながら雪・氷上での圧倒的な超耐滑性能を誇るHyper Vスタッドレスソールが注目されているという。コールドチェーン領域の活性化で、作業者の安全確保においても、これまでのドライ倉庫とは違った対策の必要性も高まっていると指摘する。
同社では今後も、労災原因の大きな比重を占める転倒災害ゼロを目標に、同社独自のゴム技術を生かして、現場の求める安全靴を開発していくとしている。
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