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構造用接着剤市場、35年に267億ドル規模に

2025年12月24日 (水)

調査・データSDKI Analytics(SDKIアナリティクス、東京都渋谷区)は22日、「構造用接着剤市場に関する調査レポート:予測2026-2035年」を発行したと発表した。同レポートでは、統計的・分析的アプローチに基づき、構造用接着剤市場の現在の状況と将来の動向を明らかにしている。

構造用接着剤はポリマーを基材として製造され、接着面で構造荷重を伝達できる特性を持つ。極端な温度や湿度、化学反応への耐性に加え、耐腐食性や軽量化などの利点から、現代のエンジニアリングや製造プロセスで広く使用されている。

同市場の規模は25年に145億ドルと評価され、その後、年間平均成長率(CAGR)6.44%で成長。35年には267億ドルに達すると見込まれている。特に、バッテリーおよびエネルギー貯蔵製造の拡大が接着剤需要を押し上げる要因とされる。米国エネルギー省(DOE)の助成金プログラムでは、商業規模のバッテリー製造施設に18億2000万ドルを割り当てるなど、公共投資も活発化している。

一方で、化学品やオレフィン原料のサプライチェーンが集中していることが調達リスクを生む要因となっている。中国が上流生産能力において極めて大きなシェアを持つことや、地域的な供給停止・輸出制限・物流の変動が、世界的な供給ひっ迫やリードタイムの長期化につながる可能性がある。

樹脂タイプ別では、エポキシが世界市場の40%を占めると予測されており、軽量自動車や風力エネルギーの拡大に伴い、需要が世界的に増加している。北米市場は自動車、航空宇宙、建設、エレクトロニクス産業からの需要で成長が見込まれ、接着剤技術の進歩や主要メーカーの存在が市場をけん引している。日本市場も医療機器やヘルスケア分野での需要に支えられ、予測期間中にさらなる成長が期待されている。

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