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サービス・商品ハコベル（東京都中央区）は30日、物流関連2法の改正対応や物流DX（デジタルトランスフォーメーション）推進を支援するため、経営層やCLO（物流統括管理者）向けに3つの新サービスを提供開始したと発表した。「法改正無料アドバイス」「法改正対応ダッシュボード」「AIデータコンバーター」で構成され、制度対応からデータ活用まで幅広い課題に対応する。
無料アドバイスでは、法令の基礎解説や自社ポジション診断、アクションプラン策定などを専任パートナーが無償で実施。ダッシュボードは物流データを経営視点で可視化できるツールで、Excel（エクセル）や既存システムとの連携にも対応する。AIデータコンバーター（近日リリース予定）は、AI（人工知能）を活用して形式の異なるデータを整備・変換し、システム間連携を容易にする仕組みだ。
2025年4月以降、物流効率化法（物効法）と貨物自動車運送事業法の改正により、新たな努力義務や義務の制定が進んでおり、26年4月からはCLOの選任や中期計画の提出、契約管理簿の作成などが義務化される。ハコベルはこうした実務対応が遅れる現場の課題に対応し、法令理解からデータ整備、DX推進までを一気通貫で支援する体制を整えた。
狭間健志社長は「制度対応に苦慮する現場に寄り添い、経営視点を生かした総合支援を行う」と述べ、今後は他社との協業も含め、業界全体の効率化に貢献していく考えを示した。
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