ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

伊藤園と日清シスコ、飲料とシリアルで共同輸送

2025年10月31日 (金)

ロジスティクス伊藤園(東京都渋谷区)は10月31日、日清シスコ(台東区)と群馬県-宮城県間で重軽混載による共同輸送を今月から本格的に開始したと発表した。荷台で2段積みができない伊藤園の飲料を積んだ後、上部の空いたスペースに、軽量の日清シスコのシリアルを積むことで荷台内部を有効活用する。

同社によると、これまで伊藤園は群馬県‐宮城県間、日清シスコは埼玉県‐宮城県間でそれぞれ自社の製品を輸送していた。しかし、伊藤園の飲料製品は重量があるため、1段積しかできず、荷台のスペースが無駄になっていた。

▲下段に伊藤園の飲料、上段に日清シスコのシリアルを混載(出所:伊藤園)

従来、異なる企業で共同輸送を行う場合、積み下ろしの場所が増えるため、トラックドライバーの負担が増え、労働時間も長くなりがちだが、今回は日清シスコの工場から伊藤園の出荷倉庫へシリアルを移動し、積み込み場所を1か所に集約することで、課題を解消した。

共同輸送によって、積載率が向上し、トラックの使用台数も削減できるようになり、CO2排出量は従来比で18%削減できる見込みだとしている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。