M&A自動車運送業界の深刻なドライバー不足に対応するため、ジップラス(東京都渋谷区)、ダイサン(大阪市)、インドネシアのミノリの3社は13日、レオパレス21と28日付で業務提携を締結すると発表した。外国籍人材の受け入れから生活環境の整備までを一体で支援し、人材の安定確保につなげる狙いだ。
日本では少子高齢化に伴う労働力不足が構造化しており、とりわけ自動車運送業界では時間外労働規制の強化を背景にドライバー確保が難しくなっている。企業による外国籍人材の雇用は増えているものの、住居の確保や生活サポートなど、受け入れ後の定着対策が課題となっている。
提携する3社は、インドネシアを中心とした外国籍人材の育成・受け入れ支援で実績を持つ。ジップラスは運転免許取得支援、ダイサンは足場施工事業を通じた就労サポート、ミノリは日本語教育や生活マナー指導を担当する。3社はインドネシアで合弁会社を設立し、日本式自動車教習所「YUZURU DRIVING SCHOOL」を運営するなど、日本で即戦力として働ける人材育成にも取り組んでいる。
一方、提携先のレオパレス21は家具・家電付きアパートを全国で提供し、法人向けの寮・社宅として広く利用されてきた。24時間365日対応のサービスセンターを備え、生活面の相談やトラブルにも対応できる体制を整えており、外国籍人材の定着に不可欠な住環境の提供を強みとしている。
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