環境・CSR日本郵船は21日、同社グループの京浜ドック(横浜市神奈川区)が14日にフィジーのシティヴェニ・ランブカ首相率いる政府関係者10人の訪問を受け、子安工場で造船現場の視察を行ったと発表した。視察は1時間で、同社が建造したアンモニア燃料タグボート「魁」をはじめとする次世代燃料船の脱炭素技術を紹介。フィジー側は環境対応技術に強い関心を示したという。
今回の訪問は、首相の来日行程の一環で、海運産業が経済の重要基盤を占めるフィジーの造船技術調査を目的としたもの。日本郵船グループは1981年からフィジー航路に参入し、定期船サービスを継続してきた。自動車やコンテナ輸送に加え、2021年には名古屋港から警察艇を輸送するなど公共インフラ支援にも取り組んでいる。

(出所:日本郵船)
京浜ドックはグループ唯一の造船会社で、ハイブリッド推進船やLNG(液化天然ガス)燃料船、アンモニア燃料船など、環境対応船を相次いで実用化している。今回の視察は、フィジーの海事産業発展に向けた技術選定の参考事例として位置づけられている。
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