ロジスティクスSBSグループのティーエルロジコムは19日、東京都墨田区の両国KFCホールで、同社とグループ会社の管理職が参加し、2011年度の事業方針を確認する会議を開催したと発表した。
参加したグループ会社は日本貨物急送、ティーエルトランスポート、ティーエルサービス、伊豆貨物急送、VLロジネット、エイシーシステムコーポレイション、天愛陸物流(上海)有限公司の7社。
この会議は年に2回開催し、1月にその年度の事業方針、各事業部・各社の目標を確認、6月には目標の進捗状況を発表し、全管理職が一堂に会して現状認識と意思統一を図ることで計画達成を目指すもの。
今回の会議には約200人の管理職が参加し、グループ各社の社長ら事業責任者19人が発表を行った。ティーエルロジコムの社長を兼務するSBSグループの鎌田正彦代表は、前年度の振り返り、今年度の事業方針と計画、スローガン「クオリティとコストの徹底追及を図り、付加価値の高い企業グループへと成長を遂げる」を確認。また、海外事業展開に向けた戦略を語り、ティーエルロジコムが目指す将来像を示した。
また、新たにグループ入りしたVLロジネット、エイシーシステムコーポレイションの2社と中国の現地法人天愛陸物流(上海)の発表では、海外への具体的な展開計画や現地の様子などの紹介があり、関心を集めた。会議の最後には、昨年の業績優秀者への社長賞表彰を行い、閉会となった。