ロジスティクス大手海運のAPモラー・マースク(デンマーク)は26日、メタノール燃料船6隻を発注したと発表した。新造船される9000TEUの6隻は、揚子江船業集団公司(中国)にて製造され、2027年3月に完成する。
全船舶にはデュアル燃料エンジンが搭載され、重油とメタノールの両方で稼働が可能。竣工後はマースク船隊の既存船と置き換えて航行する。マースクによると、グリーンメタノール燃料を使用することで、同社の年間温室効果ガス排出量は、燃料ライフサイクルベースで45万トン削減されるという。
40年にネット・ゼロ達成を目標に掲げているマースクは、21年に世界初となるメタノール対応コンテナ船を発注している。今回6隻の追加発注により、同社が発注しているメタノール対応船は25隻になった。
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