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日本の港湾EDIノウハウを活用

国交省、ミャンマーで港湾EDI試行版の運用開始

2014年1月24日 (金)

国際ミャンマーにおける港湾の情報化に向けた取組み国土交通省は24日、ミャンマーで港湾行政手続の一部を電子申請化する海外港湾EDIシステム試行版の運用を23日から開始した、と発表した。

試行版は、国交省が開発・運用してきた港湾物流関連の情報伝達のノウハウを活用して作成したもので、試行版の運用を通じ、海外港湾EDIシステムの導入に向けた課題を整理するとともに、電子情報処理関連のミャンマー政府職員などの習熟を図る。

国交省ではこれらの成果を活用し、本格的なシステムの構築を目指すことで国際物流機能を強化する考え。

今回、運用が開始された試用版では、同国の港湾関連の行政手続のうち、入出港届、積荷目録の提出など一部の代表的な手続きを国際標準に沿って電子的に処理 する機能や、ミャンマー港湾管理当局が行う係留施設の割当計画の作成を円滑化するための機能を備えたシステムが含まれている。