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日立、ミャンマーの港湾EDI開発を受注

2015年12月14日 (月)

国際日立ソリューションズは14日、ミャンマー政府から港湾EDIシステムの開発を受注した、と発表した。2017年2月末に完成させる。

ミャンマーの貿易・物流の円滑化と港湾行政の近代化への貢献は、日本が官民一体となって注力している分野。日立ソリューションズは、港湾EDIシステムをミャンマー運輸局港湾公社(MPA)に導入することで、港湾管理業務の抜本的な効率化を図る。

これにより、同国は主要貨物港のヤンゴン港の国際的な存在感を強化する。日立ソリューションズは導入後のシステム運用の確立と人材育成にも寄与していく。

ヤンゴン港は、年間1500隻の外航船舶が入港し、海外との取引貨物が1200万トンを超えている。国全体の貿易額は、2025年に10年比で輸出が2.3倍、輸入が2.46倍になるとみられているが、港湾荷役関連の手続きは依然として書面申請となっていることから、管理効率の向上が課題となっている。