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【四半期決算】新和内航海運3Q、子会社整理損を計上

2011年2月1日 (火)

産業・一般【平成23年3月期第3四半期連結業績】
社名:新和内航海運
売上高:133.7億円(27.9%増)
営業利益:7.5億円(41.1%増)
経常利益:7.1億円(38.9%増)
四半期純利益:3.0億円(26.6%減)

 

中核の内航海運事業は、主要荷主の鉄鋼メーカーで2010年12月の粗鋼生産量が917万トンと14か月連続で前年を上回り、暦年の粗鋼生産量は1億960万トン、前年比25.2%の増加となった。同社の鋼材輸送量では第2四半期比で微減したものの、副原料輸送量はほぼ横ばいで堅調に推移。

 

電力関連貨物の石炭灰などの荷動きは、第2四半期に続いて順調に推移した。その他一般貨物の荷動きは、鉄鋼関連や公共残土輸送などを除き低調。LPGなどトラック運送業は、輸送量の減少によりLPG輸送は低調に推移したが、石油製品類の輸送が季節的要因もあって順調に推移した。

 

港湾運送事業は、主要取扱い品目のセメント・骨材需要で依然低迷が続いているものの、沿岸から陸上へ業務拡大を図り、減収を補うとともに、地域的な特需となっている原子力発電所の本格着工による骨材需要も加わり、順調に推移。

 

四半期純利益は在外子会社の清算に伴う子会社整理損などを特別損失に計上し、減益となった。