アパレル東レは17日、2014年4月から16年3月を期間とする新たな中期経営課題「プロジェクトAP-G2016」を策定した。サプライチェーン全体を捉えた事業戦略を策定し、「利益を生む商流」を構築してグローバルな事業収益の拡大を図る。
物流、サプライチェーン関連では、比例費削減活動(毎年3%以上、2014年度からの3年間で10%以上)とP値管理による固定費管理(毎年P値0.96以下)を徹底。
新たな視点・アプローチから大幅コストダウンに向けた革新的生産プロセスの構築を推進する「生産プロセス革新」、商社・代理店・外注などで発生する費用を含めた営業トータルコスト、物流・デリバリー機能などを分析・把握し、競争力の高いサプライチェーンを構築する「営業トータルコストダウン」に取り組む。
これにより、3年間で2000億円のコストダウンを目指す。