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老朽船リプレースでODA供与

JMU、ツバル向け貨客船1隻を受注

2014年2月18日 (火)

荷主JMU、ツバル向け貨客船1隻を受注(写真はマヌ フォラウ号)ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は18日、政府の無償資金協力(ODA)によるツバル向け1270総トンの国際航海貨客船1隻を受注した、と発表した。

ツバルは、南太平洋に700キロにわたる輪を描いて点在する9つのサンゴ礁の島で構成されており、9島間の国内輸送や隣国との海外輸送は同国政府が所有・運航する2隻の連絡船が担っている。

このうち1隻の連絡船は船齢20年以上となり、老朽化のため安全な定期運航が困難な状況になっていることから、同社が受注した本船が供与されることとなった。これにより、島嶼間、国際航路の輸送能力が強化される。

ツバル政府が所有するもう1隻の連絡船は2002年に日本政府がODAで供与したマヌ・フォラウ号で、同船もJMUが建造した。

■貨客船の概要
全長:60.5メートル
幅:12.6メートル
深さ:3.65メートル
総トン数:1270トン
載貨重量トン数:520トン
最大搭載人数:320人(国際)・429人(国内)