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日本型システムの国際標準化目指す

JR4社、高速鉄道システムの海外普及促進へ協会設立

2014年3月18日 (火)

ロジスティクスJR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の4社は17日、東海道新幹線の開業50周年を機に、「衝突回避」の原則に基づく日本型高速鉄道システムを国際的な標準とする取り組みを推進するため、一般社団法人「国際高速鉄道協会」(IHRA)を共同で設立すると発表した。

この取り組みを通じ、安全な高速鉄道システムを目指す国々と情報や知見を共有し、地域の実情に適応しながら国際的な協力を推進することで、高速鉄道の発展に寄与することを目指す。

衝突回避(クラッシュアヴォイダンス)の原則は、平面交差のない高速旅客鉄道専用の軌道と速度を制御し、「絶対に衝突を防ぐATCシステム」の2つの仕組みによって、衝突の可能性を排除する仕様。

国際高速鉄道協会は4月1日に設立し、東京都港区に事務所を構える。設立準備業務はJR東海が担当している。