国分、1HQ・2CC・7AC体制へグループ再編計画決定

フード国分は21日、現在の本社・支社・事業部とグループ各社からなる卸事業体制を7社のエリアカンパニー（AC）と2社のカテゴリーカンパニー（CC）、ヘッドクォーターカンパニー（HQ）とする、グループ組織再編の概要を発表した。

同社は2014年から、グループの卸基盤を再構築することで経営基盤を強化するため、全国のエリアでグループ企業の統合を進めてきたが、その最終段階として16年1月1日に、全国の卸事業を7社のACと2社のCC、HQの体制へ再編する。

ACとCCは所轄エリア、カテゴリーで唯一の販売窓口となり、地域に根ざしたエリアマーケティング、ほかのエリアのAC・CCと連携し、全国レベルで卸機能を発揮していく。広域に展開する取引先は、取引先本部所在地のAC・CCが窓口となり、ほかのエリアのAC・CCと連携した体制を構築する。

国分は社名を「国分グループ本社」へ変更し、グループ全体の仕入機能を持つと同時にAC・CC、ほかの事業会社を統制・統括・サポートする機能会社となる。また、フードサービス事業部と国際事業部、特販担当は、HQ内の事業部門とする。

■再編後の体制（　）内は再編前の組織
HQ：国分グループ本社（国分本社）
CC：国分フードクリエイト（国分フードクリエイト東京）、国分フードクリエイト西日本（同名）
AC：国分北海道（国分北海道支社+シュレン国分）、国分東北（国分東北支社+東北国分）、国分関信越（国分関東支社+国分関信越）、国分首都圏（国分広域支社+国分関東支社+国分首都圏+国分菓子）、国分中部（国分中部支社+東海国分+北陸国分）、国分西日本（国分近畿支社+国分中国支社+関西国分+国分西日本+四国国分）、国分九州（国分九州支社+九州国分+国分フードクリエイト九州）