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日野自は特別利益計上で最終黒字、販売数は減少

2024年4月25日 (木)

財務・人事日野自動車が25日に発表した2024年3月期連結決算は、売上高が前年比0.6%増の1兆5163億円、営業損益は81億円の赤字(前年は174億円の黒字)、最終損益は171億円の黒字(同1177億円の赤字)だった。固定資産売却による920億6700万円を特別利益として計上したことで最終黒字となった。

日野ブランドのトラック・バス総売上台数は前年比14%減の13万600台、トヨタ向け車両台数はSUVと小型トラックともに減少し、同18.4%減の10万4300台と、いずれも大幅に減少した。

国内のトラック市場は、半導体供給不足と部品供給不足の緩和により、大中型トラックと小型トラックの需要が増加。国内需要は14.1%増の14万9500台、連結売上台数は1.5%増の3万8600台だった。海外のトラック・バス市場は、ASEAN(東南アジア諸国連合)を中心に需要は減速傾向にあり、海外連結売上台数は19.2%減の9万2100台だった。

25年3月期の連結業績予想は、売上高が5.5%増の1兆6000億円、営業利益が200億円、経常利益が100億円、最終利益は未定としている。トラック・バスの販売台数は国内で4万2000台、海外で9万2000台、トヨタ向けで15万5100台を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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