北越銀、中越通運の冷凍物流拠点新設に復興特区融資

拠点・施設北越銀行は7月31日、中越通運に復興特区支援利子補給金制度に基づく融資を行うと発表した。

中越通運は、宮城県の「岩沼市復興推進計画」に沿って同県岩沼市に冷凍物流センターを新設することにしており、この計画が「雇用機会の創出や地域経済の活性化に資するもの」と復興庁から認定を得たことから、北越銀行は三菱東京UFJ銀行と協調して総額12億円を融資する。

同制度は東日本大震災被災地の復興に向け、自治体が復興推進計画を実施する上で中核となる事業者が、必要な資金を金融機関から調達する際に国が利子補給金を支給し、低利で資金を調達できるように支援する制度で、5年間にわたって0.7％以内の利子補給を受けることができる。