日通、マイナンバーカードに特化した輸送サービス開始

サービス・商品日本通運は7日、個人番号カードの輸送に特化した自治体向け輸送サービス「マイナンバーガード」の販売を7月21日に開始した、と発表した。

このサービスは、ITと人間の目によるダブルチェックや、引き受け・引き渡し時に本人確認を行うなど高度なセキュリティ輸送として提供するもので、特定個人情報保護委員会がガイドラインで求める厳しい物理的安全管理措置に対応した。

マイナンバーガードは全国の国内航空輸送営業窓口で取り扱い、自治体と個人番号カード交付業務の受託企業を対象に、7月21日から提供している。輸送日数は翌日配達を基本とし、オプションで当日配達を選ぶことができる。

なりすまし防止措置として、集配員事前登録やシステムによる受取本人認証、一般貨物との分離輸送、授受工程可視化専用チェック表、専用ジュラルミンケース、GPSを用いた高度なセキュリティを実現。

オプションには当日配達のほか、受託担当証明（割符）、内容品数量確認など、担当者との双方の確認によるセキュリティサービスを用意している。