ブルボン、新潟地区の工場･倉庫再構築に着手

拠点・施設ブルボンは25日、新潟市西蒲区の第一・第二工場を撤去し、跡地に新工場棟を建設する生産拠点の再構築に着手するとともに、新潟南工場で原料倉庫を増築すると発表した。

新潟工場が築後40年を経過していることに加え、菓子販売が好調に推移していることから再編計画を早め、第一・第二工場の生産を停止して段階的に撤去し、跡地に新たな工場棟を建設する。

新潟工場の生産品のうち、一部を新潟南工場やほかの生産工場に再配置し、生産ラインも一部移設する。新潟工場の第一工場（延床面積7565平方メートル）、第二工場（6494平方メートル）の跡地に建設する新工場は、今後も拠点工場として位置づける。

これらの再配置に伴い、新潟南工場で原料倉庫を増築するとともに、間接棟を新設。工場棟の生産設備はICTを活用した最新の生産システムを導入する。

新潟工場の新工場棟を建設する工事には38億円を投資し、2017年4月から稼働する。新潟南工場の増築には21億円を投じ、16年10月から稼働に入る。