SGムービング、業界横断でプラ資源の回収テスト

環境・CSRSGムービング（東京都江東区）は26日、業界横断でプラスチック資源の自主回収テストを開始した、と発表した。使用済みプラスチックの再資源化技術開発、実用化推進に取り組むアールプラスジャパン（東京都港区）と、東京都国立市、国立市社会福祉協議会と締結した包括連携協定に基づく活動に協力企業として参加したという。

▲くにたち福祉会館に設置された容器回収BOX（出所：SGムービング）

この取り組みは、アールプラスジャパンに資本参加しているヤクルト本社、三友プラントサービス、ミツカンなど4社と協力企業の連携によるもの。

SGムービングは、循環型社会の実現に向け、アールプラスジャパンが実施するプラスチック資源の自主回収に、リサイクルユースの回収だけでなく、再資源化へとつなぐ中間の対応を担うことができる協力企業として参画し、容器の中間処理を担当する。

3月16日には、ヤクルトなどが製造、販売した食品の使用済み容器（乳酸菌飲料容器、納豆容器、弁当容器のフタ）を、品質や量を調査、選別した上で、破砕し、フレーク製造を行ったという。

2025年2月までに、回収方法などを改善しながら、複数回、テストを実施。回収するプラスチック容器の品質、量の向上を図っていく予定。

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LOGISTICS TODAY編集部
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